薄れていくミュンスターの記憶…。
けど、ガイ・ベンナーのことは忘れられない。
その3の記事からいきなりミュンスターのことに。とりあえずガイ・ベンナーのことは書いておかないと。ミュンスターで一番良かった作品は、やはりガイ・ベンナーの作品と思う。かなり贔屓しているだろうかっと思ったりするけど、やはりトータルで見てよかったのはベンナーだ。ビデオ作品だが、自転車を漕がないと観ることはできない。スポーツジムの雰囲気と、ミュンスターの町を自転車で移動する我々をかけている。
ベンナー親子が現代美術館で、ピカソの雄牛の頭(自転車のサドル)の作品やデュシャンの車輪の作品やボイスの作品を鑑賞に来て、こっそりそんな作品を使って器用に自転車を作りミュンスターの町に設置してある作品を自転車に乗って鑑賞する物語。その自転車を作るまでの器用さがまずすごい。どうしてあれがこうであうなのって感じ。そして自転車に乗っている親子の風景のバックに親子の歌が入っていてほのぼのいい感じをかもし出す。ベンナーはまた、あのTree House Kitで仙人のように物思いにふけっていたときと同じように、ミュンスターの作品の前でも立ち止まり、じっと何かを考えている。その間がなんとも言えずベンナーらしいところ。作品の中には、自分にはいろいろ疑問なシーンもあって、彼に直接尋ねたいこともある。手紙を書いてみたいなー。
ミュンスターの町の真ん中に美術館があるのだが、そこでミュンスタープロジェクトのアーカイブを鑑賞できるというので入ってみた。タダかと思ったら鑑賞料をとられておまけにビデオは全部ドイツ語だったので失敗したっと思ったが、そのドイツ語のビデオをしっかり最後まで見てしまった。ボイスがでてきたり、ジャッドの作品の最初の姿とか、キュレータの人とか、画像だけでじっと我慢だったが見てよかった。古い作品の展示のときの雰囲気がわかる。ビデオ以外にミュンスタープロジェクト関連のアーカイブ展示もあり、ベンナーの作品の小道具もちょっとあり。。。幸せ。
それに、もともと美術館でミュンスター市の作品も結構少ない数の展示があり、こんな作品を持っているのかと関心。そうしてみていたとき、なんと、あのベンナーの作品の舞台となった美術館の部屋があるではないの!本当の美術館だったのね!その場にはビデオディスプレイがあって、ベンナーの作品が上映されていた。またまたそこでゆっくり鑑賞。ここでベンナーが撮影したのかと思うと感激した。ちょっとミーハーだけど、この美術館に入ってよかった。。。。
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